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always stayed inside my heart [練習ニッキ]

つばさくんの記念日エントリーはいたしましたが・・・
またもご無沙汰しておりました。

前回のエントリーは節電まっただ中の残暑厳しい8月。
その後、秋になり、冬になり、今やもうすぐ春・・・と
年どころか季節を三つもまたいでしまいました。

「アングレ買いましたはいいけどその後どーなったのよ?」
と気になっていた方は・・・いらっしゃらないと思いますが(笑)
あんなあっけらかんとした日記を書いていたなんて、
私って演技派?と思うくらいに苦戦していました。

(当然ですというツッコミが聞こえます。。。)

(っていうか、この書き出しも相当演技派)

もちろん覚悟はしていました。
仲間とはいえ新しい楽器を始めて、
半年でソロまで吹くと決めたのですから。

でもさまざまな方の支えがあって、2月の定期演奏会と
3月の会社イベントでの演奏を終えましたので、
振り返りのために現れました。

(そういえば去年の振り返りが第一部で止まってる・・・)

(今となっては書くべきなのか忘れたふりすべきなのか・・・)


今回の練習中、ずっと日記を書いていました。
レッスンに通い始めたときから備忘録として
替え指だったり、アーティキュレーションのつけ方だったり、
練習方法だったりを箇条書きにしていましたが、
この半年はもう少し細かく書くようにしていました。

オーボエを何分練習したとか、アングレを何分練習したとか。
どのエチュード、どの曲を練習したかとか。
オケで先生や先輩に言われたこと、レッスンで言われたことから、
団員の皆様の励ましメッセージとか感想とか。
練習中に思ったこと、考えたこと、演奏や団員の皆様への思いまで。

どんなに努力しても、使える時間をすべて練習に使っても、
団員の皆様やお客様が他のアマオケで聴くような演奏は出来ない。
そのことは初めからわかっていたし、覚悟のうえでした。
半年で気持ちと演奏をある程度までそろえられるような、
そんな精神力も技術もまだないって自分が一番わかってるもの。

(そんなでやるといった私って)

でも「始まり」は誰にだってあること。
オーボエでもアングレでも、ソロでもそうじゃなくても、
限られた時間の中で出来る限りのことをして臨むのは同じ。
そのうえで出来ることが本番でも出来たら、
少なくとも私自身は満足できる。

本番は何が起こるかわからないものだけど、
いつも以上に何が起こるかわからないという
気持ちで迎える本番に対抗できるのは、
たくさん練習してたくさん考えたという事実しかないなと。

それで、振り返られるようにずっと記録していました。

演奏会に行く電車の中で、楽屋で、読みましたよ。
いつも演奏会当日に聴く曲を決めておくのだけど、
それを聴きながら半年を振り返りました。

(今回の楽屋では自分の殻にいましたので)

(感じ悪くてすみませんでした・・・)

記録していてよかったなと思いました。
教えてもらったことや自分が思ったこと・考えたことは
直前に読んでもどうにかなるものではないけれど、
皆様にかけていただいた言葉ひとつひとつが力になりました。


「自分のためには頑張れない」

本番も近くなった練習日、帰り道が一緒の方と
電車で話しているときにふと出てきた言葉です。

話の流れはまったく覚えてないんだけど(笑)
自分のためには頑張れないんだよねーと言ってて。

自分のためだったら望まない方が傷つかないし、
浅いうちに諦めてしまった方が楽です。
そういうふうな考えばかりして生きてきました。
傷ついたりしてるのに諦められないのがオーボエで、
それは自分でも不思議だなと思っていたんだけど。

自分のために吹いているようでいて
自分のために吹いているわけではなくて、
ただ廻って自分のためになっているからかなと思いました。
吹奏楽に、オケにいなかったら、たぶん続かなかった。

今回もそうだったと思います。

・・・と、前置きだけでものすごく長くなりましたが、

(え、これ前置き?)

(始まって20分くらいしてタイトルコールが入る特番みたい)

(CMと重複映像をカットすると半分くらいで終わるけど)

(私の日記も同じなのでは・・・)

楽屋でFlの方に「何読んでるんですか?」と聞かれて
「秘密のノートです(笑)」と答えたけど、
秘密でも何でもないただの記録です。

でも先輩にも「読みたい」といわれたことだし(笑)
コンマスさんにも情報共有(←仕事?)したらといわれたので、
一部ご披露しながら振り返りをしようかなと思います。

・・・そんなこと書かない方がカッコいいんだろうし(笑)
いただいたアドバイスは参考になるかもしれないけど、
私が考えたり感じていたことなんて無益です。

それに・・・毎月ブログレポートが送られてくるのですが、
それを見ると月2,000アクセスくらいあるんですね。

(ユニーク数って書いてあるけど・・・マジ!?)

(それとも1エントリーに対するユニークなのかな・・・)

年に2~3回しか更新していないので同じ方が
「更新されてるかな?」といらっしゃってるのかもしれません。
でもどんな方がどのくらいご覧になっているかわからないし、
オケの方々に見つかっていないかどきどきもしてて(笑)

(何人かは存じ上げているのですが・・・)

ときどき「学校の吹奏楽部で吹いています!」とか
「大学のオケで吹いています」というお若いお仲間から
コメントをいただいたりすると(嬉しいですー![揺れるハート])、
こんな「いい大人になっても迷走しまくりな姿」を
さらけ出していいものだろうか・・・と思ったりもするのですが。

私がカッコよくある必要なんて全然ないし(笑)
立ち止まったり転んだり壁にぶち当たったりしても、
少しずつ前には進めるのだよ・・・といえれば、
このブログは成功なんじゃないか!!ということで。

2月の演奏会の翌週がレッスンでの発表会だったので、
そのこともちょっと混じっているかもしれませんし、
曲や楽譜を知らないとわかりにくいと思いますが、
それはご容赦くださいませ。。。

*****

9/3 譜読み
音さえも出なかった初練習。←ひどすぎる
穴を掘ってでも入りたい出来で、昔なら終了後は速攻帰っていました。
でもパートに新人くんも入ったし、練習後の飲みにも行きました。
覚悟だけは決まっていたんだと思います。

そこで先輩に言われたこと。
・力尽きてもいいから、始めから思い切り吹く
・素朴で欲のない感じが私らしい
・あのソロをあんな無欲に吹ける人はいない(笑)←これは先輩の笑い
・無理に歌おうとせず、私らしく吹けばいい
・まだまだこれから。今日のことは気にしない

9/5
ソロは長いので、とにかく持久力が必要だと思いました。
とりあえず口の周りの筋力をつけようと思って、
勉強中やテレビの前にいるときはリードをくわえてました。
帰りが遅くて何もせずに寝ちゃう日は
ドライヤーをかけているときにくわえてた。

(今はやっていないけど)

(無意識のうちに唇を丸めてます。笑)

9/11 レッスン(アングレ)
・楽器が長い分、息はふーっと流れるように入れる
・イメージは「川に水が流れる様子」
・そんなにマズくないので自信持って吹いて(笑)←先生の笑い
・ヴィブラートは音を出した瞬間からかける
・緊張しているとかからないので、練習からどんどんかける

先生はせっかくだからヴィブラートかけたいよね~といったけど、
ヴィブラートなしでもいいよねー?と思っていました。
だってかけたら絶対に最後までもたないもん(笑)

あと、以前それまであまりお話したことがなかった人に
まっすぐな音が好きだといわれてものすごく嬉しかったので。

(まっすぐ=ヴィブラートがかかってないって意味かわからないけど)

(私の演奏も性格もそんなまっすぐではないので)

(そう解釈したんですけど・・・よかったんかな・・・)

ヴィブラートはかけられないわけじゃないし、
先生に「ここでかける」といわれればそっかーと思うけど、
実際にやると「私っぽくない」と違和感を感じてしまうので、
いまだにオーボエもほぼヴィブラートなしで吹いてます(笑)

9/13
業務連絡をしたときに何気なくアングレのことを書いたら、
お返事に書いてあったFlパトリさんからのアドバイス。

移調楽器は音程を取るのが難しいので、
ピアノでAs-Dur→Des-Durに移調しながら弾いてみて、
音程を取る練習をするといいですよ。

9/17 木管分奏
・初めの音を出す勢いでフレーズを持っていく
・大きい音ではなく深い音。高音ほど深く
・音の切りは遠くへ響かせる

9/18 自主練
・ピアノを弾きながら吹いてみると、全体的に音程が高め
・CじゃなくてFだと思って吹くと気が楽になる

(絶対音感がないので譜面通りに音が聴こえます。笑)

9/23
先生が出演するオペラ(神々の黄昏)を見に行きました。
3番オーボエでアングレと持ち替えでしたが、
先生のアングレはとても素敵でした・・・w
楽しそうなのが演奏から伝わってきた。

10/1 木管分奏
・新世界はフレーズのキャラクターに注意する
・音を抜きすぎない
・音が長くなりがちなので、スタッカートは注意する←木星

FgのE旦那様に「そんなに変じゃないですよ?」といわれましたが、
変な音・・・と思うのは音程じゃなくて音色の気がしました。
自分は楽器の傍で聴いているので、周りの人と聴こえ方は違うと思うけど、
オーボエよりもアングレの方がその差が大きい気がします。
・・・けど実際どうなの?

10/5
ストラップをつけててもアングレは重いので、
腕の力をつけようとバックの持ち方を変えました。
通勤時間中の筋トレ。←基本的にものぐさです
夏の間サボっていた(笑)腹筋も再開。。。

(腕は細くなっていません!)


実は7月から10月下旬まで、かなり落ちていました。
考え込む人間なので、常日頃余計なことまで考えてはくよくよしたり、
心配したり、自分のことは無駄にネガティブ思考だったりするんですが、
これまで葛藤することをやめたことはありませんでした。

でもこの頃は「疲れたなぁ」とか「面倒くさいなぁ」と思って、
あまり考えないように、感じないようにしていました。
ここから脱したいとか事を好転させたいとか、
そのためにどうしたらいいか・・・という気も起きなくて。

33年オールクリアで模範的な生き方をしてきたわけじゃないけど、
悪いことをしたこともないし、後悔するような人生でもないし、
今のままで幸せだと思うのに、いつも責められているような
後ろめたいような思いが消えませんでした。

オケの練習の前日は緊張して、ちょっと憂鬱になりました。
今までそんなことはほとんどなかったのに。
でも練習に行って、皆様の顔を見るとホッとした。
練習の合間にぽつぽつ話していると自然と笑顔になって、
演奏がどんなにひどくても、吹いているうちに元気になりました。

それで「いっぱい練習して、本番ではいい演奏がしたい!」と
多少前向きな気持ちになって帰ってくるんだけど、
かすかに不安もつきまとっていました。

それは吹けるようにならなかったらどうしようとか、
失敗したらどうしようとか、そういう類の不安ではなく、
ものすごくぼんやりとしてて全然見えなくて、
何の不安なんだろうとずっと疑問でした。

あるきっかけでハッとしたんですが。

葛藤さえできない飽和状態の今を、吹いている間は
忘れられるから元気になるんじゃないか・・・と。
全然吹けていないし、練習不足なのはわかっているけど、
その前に演奏しようとしているのかな・・・と。

みんなにはどう聴こえているんだろう。
こんな状態で吹き続けていいんだろうか。

・・・傲慢なんだか謙虚なんだかわからないですね(笑)。

でも当時はものすごく真剣に深刻に考え込んでいました。
どんなに一生懸命練習しても、吹いていても、
今みたいに感情がなかったら、何の意味もないんじゃないか。
この気持ちは本番までに動き出すんだろうか。
そう思って、不安でたまらなかった。

10/8 先生の管分奏
・まずは3拍目から4拍目を歌う
・2小節で1フレーズ
・力でもっていかず、体を大きくするイメージ
・出す音はイメージを持ってから

まだ1stの三女ちゃんを意識する余裕がないとか、
あと4か月でどれくらい吹けるようになるかなとか、
今の気持ちを乗り越えられるのか不安、とも書いてます。

10/9 自主練
・お腹に力を入れすぎない。リラックス!
・そうすると音色が落ち着く
・あとは持久力も必要・・・
・オーボエも息をたくさん入れないと死んだ音になる・・・

10/15 全体合奏
先輩のアドバイス。
・pのとき、口をしめすぎる
・苦手なフレーズでも気持ちを止めないこと
・fでもpでも音量もテンションもあまり変わらない
・フリも大事。体に合わせてfが出せることもある

先生のアドバイス。
・最後の伸ばす音だけ音程に気を付ける
・最後の音だけピックアップしてロングトーンしてみる


場所がいつものところではなかったので緊張して
気持ちが引けてしまい、悔いが残る練習に。。。

先輩に「まだ気持ちが引いてますね・・・」といったら、
「2ndの気持ちが引いてたら、1stがかわいそう」といわれ、
出番が終わってもそのまま帰る気になれず、
半ばムリヤリ先輩に話を聞いてもらいました。

10/5に書いてあるようなことを話したら
思わず涙が出てきてしまったのですが、
先輩は「周りのことを気にすることはない。
吹いて元気が出るならいいことじゃない」といってくれました。

本当にいろんなことを話したんだけど・・・
ずっと自分を肯定していなかったことに気づきました。
自分は自分でしかないんだと思っていても、
無意識に人の目を気にしたり、固定概念にとらわれてた。

話すことで自分の心をちゃんと見ることができたし、
心を見ることで気づいたことがたくさんあった。
頭の中で思っているだけではダメで、
言葉にして表に出すことが大切なんだと思いました。
先輩には本当に感謝しています。

(自立への道は遠い・・・)


三女ちゃんは交響曲で1stを吹くのは初めてで。
2ndは私が吹きたいなと思っていました。
でもこのときまでいい2ndが吹きたい・・・ではなく、
間違えないように・・・って吹いていた気がします。

ここでやっと、三女ちゃんの望む草原ってどんなだろう、
私はどんな草原になりたいのかなって思えるようになりました。

(私のイメージは1st→ちょうちょ、2st→草原)

(花畑ではなく草原。笑)

10/16 レッスン
・とにかくうまくブレスを取ること
・吐くときは鼻、吸うときは口で

10/23 自主練
・疲れてくると音程が高くなってくる
・ロングトーンだとそんなに高くないのに・・・
・最後の1フレーズだけ吹くとまぁまぁなので持久力!
・普段も呼吸が浅いので、深く吸うよう気を付ける

10/28 全体合奏
・弦がpになっても怖がらない。いい音!
・逆さから吹く練習も効果的
・前を向いて、上に遠くに音を飛ばす
・小節は初めの音に支配される
・音程がでこぼこしないように
・2小節1フレーズを忘れないこと


この後、勤続10周年のご褒美に2週間のお休みをもらいました。
同僚には海外にチャレンジしてみたら?といわれたけど、
毎日ごはんを作って、練習して、片づけをしてました。
15日間のお休みで出かけたのは5日だった(笑)。

11/12 全体合奏
・先生には「問題ない」といわれた
・先輩にも「よくここまでもってきたね」といわれた
・でも最後まで吹ききれるのかやっぱり不安
・帰りが一緒になった方にもそんなに悪くなかったけどといわれる
・そして「なんでそんなに自信なさそうなの?」と聞かれる
・真実だけど。考えさせられる


演奏に限らず、何をやっても全くできないわけじゃないのですが、
「自分なんて」という思いにとらわれてしまうことが多いです。
だからこの言葉はものすごく心に残った。

よく知らない人だったら傷ついたと思うけど(笑)
優しくてまじめな人だと思っているので、
「そうだなぁ。どうしてだろうなぁ」と考えさせられた。

きっと一生自信なんて持てないと思う。
でも、仲間の気持ちや支えがあるから頑張れる。
そんなことを思いました。

先輩がいうように、私にしかできない演奏がきっとある。

11/13 レッスン
・まずfでロングトーン→その音の芯を見つける
・芯が見つかったらヴィブラートをかける
・mollは音を抜かないこと。レガートで続くイメージ
・テンポも少しゆっくりで
・高音は使わないと指が動かなくなるのでスケールで出しておくこと

11/14 自主練
・録音しながら練習してみた
・土曜の練習の録音も聴いてみた
・音の変わり目が遅い。ただ伸ばしてる~って聴こえる
・でも自分が思っているほど変でもなかった
・体に力が入っているとつぶれた音になる
・息が苦しくても体を固くしない練習!

寝る前に腹筋をしていたのですが、苦しくなってきても
腕や肩に力が入らないように注意していました。
あと、駅まで歩くときにソロを吹いているつもりで呼吸してました。
マラソンの高地練習みたいな感じですかね。
普通に吹いていてもつらいけど、歩きながらだとホントつらい(笑)

11/27 レッスン
・気持ちが引いてプラスなことは何もない
・とにかく自信を持つ
・吹けていないわけじゃないし、技術もある
・私の場合、あとは意識。堂々と、華やかに!!
・苦しければ、吸うことはできる
・難しいのは吐くこと。吐く練習をする
・吐くときは肺の息もちゃんと吐くこと
・○○さんを改革したいんだよね~(笑)←先生の笑い

「気持ちが引いてプラスなことは何もない」という先生の言葉は
ものすごく心に残って、合奏のときいつも思い出していました。
先生には繰り返し、「あとは意識なんだよねー」といわれます(笑)

これでもだいぶ変わったんだけどなー(笑)
そしてここまで来るのに15年かかったよ!

12/3 全体合奏
先生のアドバイス
・和音を考えると、入りは低めにとる
・そして入りと同じところへ戻る
・ブレスはフレーズの中で取る

・入りと切りを合わせる
・家路ってどんな風景?
・FgのEさんに「先輩がいなくても大丈夫だね」といわれる
(先輩がお休みだった)
・確かにこの先は先輩頼みではいけないところだと思う


入団したとき、Nさんという方がいつも話しかけてくださいました。
その方は数年前に体調を崩されてそのまま定年退職となってしまい、
ずーっとお会いしていなかったのですが、
「演奏会に行きたい」とメールをいただきました。

子会社の出身なので、入団時は同じ会社の人がほぼいなかったし、
3年目に入ったために他の新入団員さんが同期でもなくて、
やっと入団できて嬉しかったけど、実は心細くもあった。
先輩やNさんたち目上の方々にいつも気にかけていただいて、
少しずつ馴染んで、今みたいに吹けるかもよくわからないのに
「ソロやります」といえるまでになったと思っています。

練習が始まったくらいに、N響アワーで新世界を放送しました。
そのとき、司会の西村さんがこうおっしゃってました。

アメリカにいるドヴォルザークの郷愁。
それは土地だけに限ったことではなく、時代でもいい。

それで、入団したときを思って吹こうと決めていました。
そしてそのときお世話になった方に聴いてほしい。
だからNさんが演奏会に行きたいですと
連絡をくださって、本当に嬉しかったです。

12/4 レッスン(アングレ)
・初めの音は深く。下から
・付点の後の16分音符をもっと歌って
・当たりづらい音は替え指を探す

12/17 全体合奏
先生のアドバイス
・16分音符は4分音符に寄せる。でも突っ込まない
・下降形のときは特に注意

先輩のアドバイス
・フレーズごとにテンションが戻ってしまう
・テンションは1フレーズごとに上げていく
・音は絶対に抜かない
・フレーズがつかめていた方が息も楽なはず
・もう少し軽くて疲れないリードでもいいんじゃない?

この日、初めて「悔しい」と思いました。
前の週レッスンで見てもらったのに、何もできなかった。
先生は「大丈夫」といってくれたけど、
ものすごく悔しくて、涙をこらえるのに必死でした。

1/9~11 合宿
・初日はテンポがつかめなくてパニックになったけど、
やっと最後まで吹ききれて、少し安心した
・緊張して考えられないというわけじゃないけど、
吹いているときに考えることがなかなか定まらない


合宿から帰ってきた途端、お腹を壊しました(笑)

合宿で最後までバテずに吹ききることが出来たら、
自分を信じて本番まで頑張れそうと思っていたので、
かなり緊張して合宿へ行ったのもあるし。
それが出来て少しほっとしたというのもあるし。

何か月もずっと怖かったこと(ソロではありません)の
真実がわかってよかったというのもあったし。
ずっと「すごいなぁ・・・」って思っていた人の本音というか
そういうのをぽろっと聞いてしまってずっしりきたりとか、
これは人には言えないんだけど(笑)
胸に深く深く刻まれるような出来事もあった。

いろいろ刺激が強かったんですかね(笑)

1/21 全体合奏
先輩からのアドバイス
・楽譜通りにロングトーンしてみる
・伸ばす音だけをつなげてみる
・苦しくても大丈夫という自信をつける

またテンポがつかめず、途中で力尽きてしまい、
不安な状態に逆戻り。。。

1/22 レッスン
・きっと大丈夫。信じる
・テンポは自分でつくる。自分のために(笑)←先生の笑い
・気持ちよく吹くこと。きっと気持ちいいと思う
・どこまでできたら終演後に悔いが残らないか、
吹いた後の自分を想像するといいと思う

「終演後の自分を想像する」というのは効果がありました。
先生は演奏後いつも順番に全員を立たせてくれるので、
こういう気持ちで笑って立ちたいとイメトレしてました。

レッスンが終わって帰るときに、「いいじゃんいいじゃん、
どっちにしても思い出になるよー」といわれて、
少し心が軽くなったりもしました。
・・・プロのオーボエ吹きはタフですね!!


レッスンに行く電車の中で、オケでのお父さんである
Kさんからメールが届きました。

「昨日の演奏は今までで一番よかった」

これを読んでどうしようもなく悲しくなって、
申し訳なくなって、そのまま泣いてしまいました。
声こそ出さなかったけど明らかに震えていたので
隣の人は何事かと思ったと思います(苦笑)

昨日の演奏は確かに疲れて力尽きてしまった。
でも問題なのはそのことじゃない。
吹いているときにもっと早いテンポで吹かないとダメだなぁ、
疲れてきちゃったなぁと気持ちが負けてしまったこと。

本番ではそんなこと絶対に思えない。
疲れても例え音が出なくても最後までちゃんと歌うこと。
それが出来ずに気持ちが負けて、諦めてしまった自分は
なんて無責任なんだろうと思って、ものすごく腹が立った。

責任と書くと語弊があるというか、ちょっと違うなと思うけど、
誰にでもいつどんな状況でもベストを尽くす責任がある。
(それがきっとコンマスさんが合宿に際して言ってた本番モード)
今回練習していた中で、一番痛くて重くて強い思い出です。

もしかしたら本番で音を出すことができなくなるかもしれない。
でも気持ちが負けて後悔するような、みんなに申し訳ないと思うような、
そんな演奏だけは絶対しない。そう思いました。

1/28 全体合奏
・真ん中と最後は吹けているので、音の入りと持久力の問題
・入りはそんなに気負わなくて大丈夫
・流れの中でときどき気持ちが引けるときがある

勝手に詳しいことは書けないけれど、
練習後四女ちゃんに「話を聞いてくださいー」といわれて。
お話を聞いてて、あぁ、四女ちゃんほど上手でも
誰かと比べて何か思うこともあるんだなぁと思って。
なんだーみんな同じなんだなーと思ったりしました。

2年前、ある人に言われたとおりだなと思った。

2/5 ゲネプロ
・初めの音が緊張している
・音の変わり目が遅い・・・かなぁ・・・
・木星のソロは走っているので落ち着いて

次の日、練習の録音を聴いてみました。
技術的には本番でこれ以上のことはできない。
じゃぁ気持ちでどこまで出来るのかなーと。

(実際はそんなことを考える余裕もないほど)

(仕事に忙殺されてました。ホント大変だった。。。)

ここからは別のブログに書いたことの要旨。

気を付ければ防げるような失言はするくせに、
言わなくてはいけないことが言えない。
本当に些細な、何でもないことであっても。

でも言わないこと、黙ることで守っているのが
相手なのか自分なのかも、本当はよくわからない。
ただ自分が傷つきたくないだけじゃないか、
そのための言い訳なんじゃないか。

今も心につかえたままのことがある。
ここで言わなかったら一生言えなくて、
ずっと不発弾のように抱え込むことになる。
それでも躊躇する自分がいて、それが相手のためなのか
自分のためなのかは判断つかない。

そういう性質が演奏にもつながっていると思う。
でもそれは私の問題であって、演奏会はみんなのものだし、
聴きに来てくれるお客様のもの。
演奏と私のバックボーンは切り離すことができないけど、
私の性質が変に影響しないようにしたい。

何で吹こうと思ったのか、目標はなんだったのか、
何のために誰のために吹くのか。
本番までじっくり考えようと思う。

*****

ここまでたどり着いた方、いらっしゃるのかな。

(焦)

ここから本番の話ですが、いったんUPします。
去年みたいに第1弾だけ書いてうやむやにならないように
最後まで書き終わってからUPしようと思ったんだけど、
いかにせん長すぎるだろー!!ってことで。

今回はうやむやにすることなく、本番の話は書きます。
演奏会が終わったら書くかも・・・といっていた
なぜアングレを吹こうと決めたのかはちょっと考えます。

理由はいくつもあって、書いても全然普通なのもあれば、
オケの人に怒られるんじゃないかなというのもある(笑)

一度UPすると気が抜けちゃうんだけど[あせあせ(飛び散る汗)]
近いうちにUPできるように頑張りますー!!


ちなみにタイトルに深い意味はなくて(笑)
演奏会前に聴いていた曲の歌詞です。
KinKi Kidsの「J album」に収録されている「Missing」。

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